奥の坂道

奥の坂道. 撮影:SHUN

地元に戻ってくると、
いつも前橋駅前のPRONTOに立ち寄り、
海老とアボカドのパスタを食べながら生ビールを飲む。

4月30日に地元に戻ってきた際も、
立ち寄り、
ついでに、その隣りにある書店をブラっと見て回った。

昨年末に立ち寄った際には、
食生活アドバイザーの良い参考書と巡り合ったので、
また何かあるかもと思って、
見ていると、乃木坂46公式書籍 10年の歩き方が目にとまった。

運営メディアにてよく取り上げることがあり、
Tweetした際にも反響が大きいので、
注力していこうと思っているアーティストなので、
買ってきて読んでみた次第。

結成当初から約10年の歩みが書かれていて、
その歴史がわかって面白い。

乃木坂46の優れた点は、
従来の男性に媚びるアイドルの方向性ではなく、
清楚で品のある方向性で歩んでいる点だと思う。

これによって、
女性にも憧れられる存在となり、
女性向け商品の広告にも親和性が出るし、
ファッションモデルとしても有効だ。

結果的に、
TGCにもGirlsAwardにも出演し続けており、
代名詞的な存在にもなった。

それから、
彼女たちのMVがシネマティックでアートなビジュアルでもあり、
私が志向している方向性での表現にとっても参考になる。

本書の末尾のコーナーでで本信光理さんも書いているように、
乃木坂46は「アイデアの源泉」のようなので、
どんどん創作意欲が湧いてくる。

乃木坂46に始まるグループを”坂道系”と呼んだりするが、
その道を探求していくと、
効果も出しやすいかも。

まさに”奥の細道”ならぬ”奥の坂道”を進んでみよう。

P.S.

私が乃木坂46について思っていたイメージが、
まさに、この本に書かれていた。「グループを象徴する1曲として長きにわたり愛され続ける「君の名は希望」は、それまでメンバーが築き上げてきたグループのイメージーーそれは清楚さや上品さや美しさであり、、個々のメンバーが秘めた壁の部分であり、メンバーが揃った時に放たれる独特の調和でありーーそういった要素が「君の名は希望」にはわかりやすく散りばめられており、その結果、AKBの公式ライバルとして誕生した乃木坂46が”自我”を持ち始めるきっかけに繋がったと言えるのではないだろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です