本日も東京株式市場で日経平均は暴落し、1200円超安。
これで7日続落となった。
夜間取引(PTS)は、さらに下げており、
右肩下がりの下落モードは明日も続きそうだ。
つい2週間程前、7月11日には、
日経平均株価が4万2000円台まで上昇し、史上最高値を記録したばかりなのだが、
あっという間の下落である。
私が7月11日の記事でも書いたように、
先日までの異様な株価高騰の大きな要因は、
円安だったのだと思う。
しかし、
米国の利下げ、日本の利上げは近く、
日米金利差が埋まってくれば、
現在のように極端な円安は解消され、
円高へと転じる可能性は高い。
米国の次期大統領に就任することが予測されているトランプは、
ドル安・円高志向でもある。
そして、加速した円安が円高へと転換するとともに、
株高は株安へと変わる…
まもなくやってくる日銀会合での利上げの可能性もあり、
ここ数日の極端な円高志向は、これを織り込んでいる動きなのかもしれない。
実際に利上げが決まった時、
長く続いた円安が終わり、円高へとシフト。
同時に株価は一気に下落する可能性が高い。
今までの日本株は、円安効果で実際の価値以上いゲタを履いてたようなものだと思うので、
円高に転じることで、このゲタが外れるカタチになると思われる。
我々は右肩上がりが続くことに慣れているが、
この夏、その心の基準を切り替えていこう!
乱気流の株式相場が、まもなく始まる。
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