インフレの影響はカメラ業界にも

加速するインフレに関しては、
私のサイトでもよく書いてきたが、
遂に日本の日常生活にも直撃し始めた。

詳しくは、
世界的な資源高と円安の加速は、日本の生活を直撃する
という記事にて書いていたが、
このスピードが意外と早い。

まるで津波のように、
油断している間にどんどん押し寄せてくるイメージ。

カメラ業界にも押し寄せてきた。

たとえば、
私が最近買って、とっても気に入っているレンズ、
ZEISS Batis 2/40 CFは、
15万台だったものが17万台へと値上げとなる。

今振り返ってみると、
ナイスタイミングで買っておいて良かったな、
と思う。

最近、
カメラ機材を充実させようと思い、
必要だと思うものは、
思い切って、一通り買っておいたのだが、
これが功を奏した。

株と同じで、
自分が持っていない状態で値段が上がるのは悔しいが、
自分が持っているものの値段が上がるのは、
嬉しいものだなぁw

・・・

価格が高騰するだけならまだ良いが、
今後、カメラ等の精密機器の品薄も起こり、
欲しくても手に入らない、という状況になる可能性も十分にある。

物が溢れ、デフレスパイラルに陥っていた時代が信じられないくらい、
戦時下のような、モノが貴重な時代がやってくる。