昨日は「TGC 2024 S/S」の撮影をした。
会場は、原宿の東京・国立代々木競技場第一体育館。
私の自宅から一駅お隣のご近所なので、
移動がスムーズで良かった。
真冬のような寒さだったため、
待機している際は震えてきた…w
会場入りし、
プレスルームにて説明会の後、
カメラ台へと移動し、セッティング。
本日もランウェイ中心の撮影のため、
カメラ台から。
メインは、ランウェイトップでのキメポーズの撮影だ。
1日経った今日、
ランウェイトップでのモデルの写真をレタッチしていると、
とても”絵”になるものも多い。
まるで映画のワンシーンのようだ。
ここに女優的な演技があるのであり、
まさに、ACTRESS。
私が手掛けるメディアのテーマでもある。
TGCの素晴らしところは、
そのライティング(照明)。
大型ファッションイベントでは、
フラッシュを使わないため、
モデルのライティングは運営側のテクニックによって大いに左右されるのだが、
TGCは一流である。
毎回、実感している。
なお、
今回は小型のドローンが飛んでいたのも印象的であった。
手軽に撮れるところがイイ。
私も買おうかな、と思えてきた。
・・・
今日、レタッチしていた思いついたことがある。
ランウェイシーンレタッチする際のPOINTとして、
「歩き出し〜キメポーズ」の順番通りではなく、
逆から(キメポース終了場面〜歩き出し」の順番で行うのが効率的だということ。
順番通りに手掛けていくと、
次々とベストショットが見つかり、
たくさんの写真をレタッチすることになりがちだが、
逆から進めると、先にベストショットを見いだせるから。
それと、
こうした大型ファッションイベントで最も満足度の高い写真が撮れるシーンは、
モデルがランウェイトップからコチラ側のサイドに歩いてきた時。
近くで撮れる上、
超望遠で撮っているから圧縮効果も活用でき、
ダイナミックで美しい映りになるからだと思う。
・・・
余談ではあるが、
出演者が登場した時の大歓声が、
イケメン登場時に極端に偏っているのが気になった。
このイベントがスタートした頃は、
著名モデルが登場した際の歓声が大きかったものだが…
おそらく客層が変わったのだと思う。
手っ取り早い集客を目指すならイケメン推しにするのが効果的なのだとうけれど…
そもそものイベントの目的を考えると、
ファッションやメイクに感度の高い女性を集めて、
そのジャンルのメーカーの広告効果を高めるべきではある。
まあ、大変なテーマではあるものの、
私も撮影〜発信を通じてお役に立てるよう精進していきたい。
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