動画撮影の場合でも、
SHUTTER SPEED(シャッタースピード)は意識しないといけないなぁ、
ということを あらためて感じた。
理由は、
「シャッタースピードの数値」を適切に設定していないと、
蛍光灯などの、電力を使って光を発生させているものが、
チカチカして映ってしまうからである。
![特急谷川](https://shun.onl/wp-content/uploads/2021/10/express-tanigawa20211017-1.jpeg)
蛍光灯のついた室内でのインタビュー、
特急列車の電光表示、
などなど、
今まで、
「肉眼で見ている時は ちゃんと見えているのに、
撮影した動画で見ると、チカチカしている」
という現象を何度も経験してきた。
蛍光灯そのものだけでなく、
その周囲、たとえば、壁とかの映像が揺らいでしまったりw
いわゆる「フリッカー」と呼ばれる現象だ。
電気は、
日常生活では、ずっと点灯し続けているように見えて、
あまり意識せずに当たり前のように使っているけど、
実際は、プラスとマイナスの電極を交互に繰り返していおり、
点滅を繰り返しているので、
この原理を意識せずに動画撮影すると問題が生じるのだ。
交流電源は、
日本では、
東日本は50ヘルツ(1秒間に50回点滅)
西日本は60ヘルツ(1秒間に60回点滅)
と決まっており、
これに合わせたシャッタースピードにしないと、
電気の映る場所で撮影した際、
チカチカしてしまう。
逆に言えば、
これに合わせたシャッタースピードに設定すれば、
チカチカせず、スムーズな映像になるのである。
東日本で動画撮影をする場合、
1/100秒、
もしくは、1/50秒
に設定する。
50ヘルツの50の倍数にして、
合わせる、という意味合い。
こうしたところも意識した設定をするようにして、
美しい映像にしていこう。
・・・
なお、
シャッタースピードに関連して、
もう1点。
シャッタースピードの数値が細かすぎると、
(1秒間にシャッターを切る回数設定が多すぎると)、
映像が鮮明になりすぎて、カクつく感じになり、
なめらかさに欠けてくる、
という側面もあるな、
と、思い出した。
それから、
日中で明るすぎる場合、
ISO感度やシャッタースピードも調整することもあるが、
ND FILTERも活用しよう。
これにより、
明るすぎる場所でも、
設定の原則を貫いて撮影できる。
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