最近、
世界情勢が慌ただしくなってきている。
アフガン、
ミャンマー、
などなど、
ニュースが連日飛び込んでくる。
背景にあるのは、
今年、アメリカのトランプ大統領が退陣したことにより、
世界的なパワーバランスにおいて、
中国のパワーが圧倒的になったことが、
大きく影響していると思う。
かつて、
私が子供だった頃には、
中国は”眠れる獅子”などと呼ばれていたが、
21世紀に入り、
確実に目を覚ましたと思う。
今の中国は、
”眠れる獅子”ではなく、
”獅子”である。
私は2003年に上海のROJAMに行った時の記事にて、
”これから中国の時代になる”と書いているが、
2021年の今、まさにそうなっている。
かつては、
アメリカとソ連が世界の二強であったが、
今は、アメリカと中国である。
日本人が平和ボケの中、
ゆでガエルのように過ごしている傾向があるため、
中国を昔のイメージでとらえている間に、
中国は急成長している。
市場としても大市場なわけで、
2000年台初頭に小室哲哉さんが中国に目をつけたのは、
やはり、当時、冴えていたのだと思う。
彼のMARKETINGの想定外だったのは、
中国が、パッケージで音楽を購入する段階を飛び越えて、
ITが急速に普及し、デジタルで音楽を楽しむ段階に突入したことだろう。
音楽ビジネスという意味では、
カタチにならなかった。
中国では電子マネーも急速に普及し、
日本がいまだに現金払いしているのが、
ますます不思議な光景に思えてくる。
私が10年以上前に書いた記事の内容が、
そのまま、今でもあてはまる。
この10年間、
日本は、ほとんど進化していない。
頭は良いほうの国だと思っていたのだが、
実に不思議である。
教育が影響しているのだろうか、
もしくは、もっと幅広い意味でのメディア・コントロールの影響だろうか。
今の日本では、
電子マネーすら使えない人もいる上、
英語を使えない人がほとんど。
いずれにしても、
今の日本をスタンダードだと考えていては世界から取り残されるだけである。
YouTubeで海外の方の発信を見ながら、
せめて、英語を堪能に使いこなせる状態になっておきたいw
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