ウォーレン・バフェットの株売却から推測する”近未来”

株式相場はアゲアゲモードであるが、
一方で、世界的な大物投資家ウォーレン・バフェット率いる米バークシャー・ハザウェイの大量の株売却がニュースを賑わしている。

売却した銘柄の特徴は、
(1)台湾積体電路製造(TSMC)(90%も減らしたそうだ)
(2)金融株の一部銘柄

TSMC株の売却は、近い将来 予想される台湾危機(中国と台湾の戦争)を見越して、早めにリスクヘッジしたのだろう。

そして、金融株に関しては、近いうちに、金融株の下落に繋がる事件が迫っていることを見越しての行動かもしれない。
金利が上がっていく傾向だから、本来は金融機関にとって有利な時代背景のはずではあるが、一部の金融機関にとってはデメリットとなるケースもあり、その金融機関のマイナスな報道が起こるのかもしれない。

・・・

最近、株高傾向にあり、ここに飛び乗っていくバッタのような投資家が増えていると思うが、このバフェットの動きを見ると、今はステイしておいたほうが良さそうだ。

私自身、コロナショックで下落している頃に”まとめ買い”して以降、昨年からはおとなしくしている。

しかし、バフェットには見えている”近未来”の現象が起きた時は、久々に買い増しチャンスが到来するかもしれない。

いずれにしても、今はハイエナのような気持ちでじっくり待とう。

・・・

株主をしていて思うのは、
株というものは、上がり続けることもなければ、下がり続けることもない
ということ。

3月末に権利確定を迎える企業が多いから、
これから3月末まではアゲ続けると思われがちだが、
毎年、3月中旬に意外な暴落があることが多い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です