今秋、
AdobeのLightroom(ライトルーム)に、
新機能「マスク」が加わった。
「被写体」か「空」を選択し、
該当部分だけの色合いの演出ができる機能で、
私自身、今、使ってみた。
なかなか快適!
使い方は、
まず、
Lightroomの編集画面 右側の「マスク」タブをクリック。
![Lightroom(ライトルーム)のマスク機能で空の色を演出](https://shun.onl/wp-content/uploads/2021/11/lightroom-mask20211121-1.png)
※画像は、「ハートブレイク・ロマンス」MVの際に私が撮影した緑川ちひろさんの写真。
次に、
今回、空の色合いを夕方っぽく演出したいので、
「新しいマスクを作成」〜「空を洗濯」をクリック。
![Lightroom(ライトルーム)のマスク機能で空の色を演出](https://shun.onl/wp-content/uploads/2021/11/lightroom-mask20211121-2.png)
すると、
写真の中の空の部分をAIが自動的に抽出してくれて、
選択される。
あとは、
右側の画面の様々な箇所を操作しながら、
空の色合いを変更していけば、
演出できる。
![Lightroom(ライトルーム)のマスク機能で空の色を演出](https://shun.onl/wp-content/uploads/2021/11/lightroom-mask20211121-3.png)
今回は、夕方風にしたかったので、
「色温度」を思いっきり黄色側に寄せつつ、
「彩度」を上げてみた。
すると、
空が一気に夕焼け風になり、
求めている感じに。
今まで、画像全体の色調整をすると、
すべての色合いが変わってしまうネックがあったのだが、
この「マスク」機能を使えば、
ピンポイントで変更できるので、
実にイイ。
今回、
空を演出したが、
被写体のみを演出することもできる。
たとえば、
暗めのシーンで撮影した際、
背景の暗さは残したまま、
被写体は明るく照らしたい場合などに、
ピッタリだと思う。
さらに、
応用形として、
被写体を選んだ後、
「被写体の選択を反転」を選べば、
「被写体以外」、つまり「背景」だけを編集できる。
![Lightroom(ライトルーム)のマスク機能で被写体以外の背景のみを演出する方法](https://shun.onl/wp-content/uploads/2021/11/lightroom-mask20211121-person6.png)
たとえば、
上記の事例でいうと、
「空だけでなく、海面などもオレンジテイストを強めて、
夕暮れっぽくする」、
という場合に有効。
![Lightroom(ライトルーム)のマスク機能で被写体以外の背景のみを演出する方法](https://shun.onl/wp-content/uploads/2021/11/lightroom-mask20211121-person7.png)
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