6月5日(日)、
今日は、
三浦半島の南端へと出かけた。
梅雨入りが迫っている中、
その前にDRONE飛行を楽しんでおこうと思い、
三浦半島へ…
私の中では”リゾート列車”である京急線の快特に乗り、
終点の三崎口駅へ…
快特の本数も多く、
それほど待たずに列車に乗れる。
しかも、座れる。
思い返せば、
昨年、DRONEを買ったばかりの頃、
最初に来たのが三崎口であり、
三戸浜や城ヶ島で楽しんだのであった。
それから1年ぶりの三崎口駅。
駅前の観光案内所は一時期休んでいたが、
復活していた。
前回同様、
ココの中のみうらレンタサイクルで自転車を借りた。
案内所のおばちゃんが、
サイクリングのオススメコースを案内してくれたので、
後で行ってみようと思いつつ、
まずは、目的地の”黒崎の鼻”へ。
「横須賀第三飛行場跡」の一直線の道路を走りながら、思いを馳せる
三崎口駅を自転車で出発し、
三崎街道を左に曲がると、
(↑駅前の大きな道路(三崎街道)を左に入る。)
広大な畑が広がる。
そして、
その畑の真ん中を一直線の道路が真っ直ぐに伸びている。
海の方向へ向かって。
この道路は、
第二次世界大戦の時に軍隊が作った「横須賀第三飛行場」の跡で、
当時は神風特攻隊の”滑走路”になる予定だったのだそうだ。
通りで一直線なわけである。
実際には使う前に終戦となり、
使われなかったそうなのだが、
この滑走路が作られたのが、
70年ちょっと前ということで、
それほど大昔ではないことを考えると、
身近に感じる。
(そもそも、世界初の有人飛行自体が1903年のライト兄弟だから、
それから40年くらいで、この滑走路が作られていたことを考えると、
そのスピードも早いなぁ.)
そして、
当時の事を想像しながら、
畑の真ん中を自転車で進んだ。
自転車で進みながら、
飛行機で飛び立つ心境も考えてみた。
もし当時、
DRONEがあったら…
もっと効率的にできただろうなぁ、
とも思った。
↑DRONEで南方上空から撮影した光景。
真っすぐに伸びた後、
崖付近で曲がっているが、
これは後から作られた部分であろう。
道路は、二本並行して走っており、
どちらも滑走路だったようだ。
余談だが、
この道路、
ガタガタしていて、自転車で走ると前カゴが揺れっぱなしであるw
きっと、長い間、アスファルトの再整備がされてないのだろう。
GoProを自転車の前カゴにつけて撮ってみたのだが、
揺れすぎてお蔵入りに…w
今度、DRONEで飛行させてみようと思う。
この道を滑走路のように見立てて、
DRONEを飛行させ(実際にはクルマにぶつからないように高めに飛ばすが)、
黒崎の鼻から海へと飛び立つ映像が撮れれば、
きっと良い絵になると思うので。
黒崎の鼻でDRONE飛行
自転車で滑走路のような道路を進み、
黒崎の鼻のあたりまで進むと、
大きな崖になっており、
なかなか入っていけなさそうなので、
向かって左に進み、
まずは三戸浜へ。
三戸浜では、
ちょうど1年前にDRONE飛行したことがある。
DRONEを買ったばかりの頃で、
海上を初めて進んだ時は、
ものすごく感動したのを覚えている。
それ以来の三戸浜。
あの時も6月の曇り空で、
今日と似ている。
赤い自転車を三戸浜の海辺の草むらに止めて、
海へ…
海は、やはり良い。
潮騒に心癒されながら、
押し寄せる波を眺める。
まずは、
ここからテスト的に飛び立ち、
黒崎の鼻方面へと飛行してみることにした。
意外にも近く、
見事に黒崎の鼻まで飛行して映すことができた。
眺めてみたら、
歩いて行けそうな気がして、
歩き始めてみた。
目立っている施設「BEACH-BUM SEACLUB(ビーチバムシークラブ)」の前を通り、
進んでいくと、
大きな断崖が近づいてきた。
浜も岩が目立つようになる。
ここからDJI AIR2Sの機能「ドローニー」を活用して飛ばしたら、
映える映像が撮れるかも、
と思い、飛行してみた。
洞窟のような場所の手前に立っているのが、
DRONEを操縦している私自身w
実にダイナミックな映像になった。
それから、
この付近を探検していて気づいたのは、
防空壕のような穴が多数あること。
戦時中に作られた地下要塞もあるようで、
時空を超えたドラマがココにはあるなぁ。
黒崎の鼻を進んでいくと、
目の前に小高い丘が広がっていて、
「どこかで見たことのある光景だな」と感じたのだが、
ここは仮面ライダー等の特撮モノのロケ地としても有名なようで、
TVで見たことがあったのかもしれない。
不思議と懐かしさのある光景であった。
周囲の人工的な建物が丘で遮られているので、
大自然の中にいる感覚になれる。
特撮モノ以外のドラマや映画のロケ地にも多数使われているようで、
私がDRONE飛行の旅をしている中で、
偶然にも”名所”を訪ねたようだ。
たとえば、
2018年10月9日〜12月18日までTBSテレビ系「火曜ドラマ」で放送された『中学聖日記』(有村架純 主演)最終話で聖と晶が再会した海岸とか。
西川貴教さん出演の「エステーの消臭力」CMのロケ地でも登場している。
そして、
もっとドラマティックで劇的なシーンでも、
数多く使われているはずだ。
砂浜で潮騒に癒やされる。リゾートは毎週楽しむべきである。
DRONE飛行で満足な映像を撮れた後は、
RELAX TIME.
三戸浜の砂浜に座り、
南から押し寄せてくる波を眺めながら、
そして、潮騒を聞きながら、
ゆったりとした。
ほとんど人がいないのもイイところだ。
都会の喧騒を離れて、
リゾートを楽しむ。
しかも、
京急線で行く三浦半島のリゾートはアクセスもよく、
近い。
リゾートは、
年に一度行くものではなく、
毎週行くものだと、
私は思っている。
平日都心で仕事しても、
週末は海辺で過ごす。
そんなふうに優雅な気持ちで過ごしたい。
京急と三浦半島は、
それを可能にしてくれる。
しかも、
そんなに費用がかかるわけでもなく、
手頃な料金で楽しめるのである。
小網代の森の横を通る道路からの眺望が素晴らしい
その後、
レンタサイクルのおばちゃんが説明してくれた道路をサイクリングしてみた。
三崎口駅を出て、
大きな道路(横須賀三崎線)を南へ進むと、
上記のように、右へと入っていく細い道がある。
これが、小網代の森の脇を通る道路。
高台になっているところを進む道路なので、
実に見晴らしがイイ。
道路を進んでいくと、
東の海や、その向こうの房総半島が見えたり、
西の海も見えるし、
南の海も見えて、
その手前の風車も見えた。
三浦宮川風力発電所だと思う。
三浦半島南端にある公園の風車で、
2020年にリニューアルしたもの。
2基の風車がシンボル的である。
駒井ハルテックの風車だそう。
目の前に海が見晴らせるようなので、
今度、ここメインで現地まで行ってみたい。
実に爽快だ。
この同方向に向かう大きな道路「横須賀三崎線」があるため、
通常の人は、この小さな路は通らないだろうから、
ここは隠れた名スポットだと言ってもいいだろう。
おそらく、
この小路のほうが高台を通っているので、
見晴らしがイイのだと思う。
小網代湾を一望できる”景色の良い定食屋さん”「あじろ亭」
油壷までサイクリングし、
「この辺で海を眺めながらマグロを食べ、祝杯したいなぁ」
と思いながら進んでいくと、
ちょうど良い位置に料理屋さんがあった。
磯料理「あじろ亭」
ADDRESS: 神奈川県三浦市三崎町小網代 1152-14
MAP:
油壺温泉キャンプパークの直前にある親しみやすいお店。
あじろ亭の良さは、
食事席からの展望が良く、
すぐ近くにある海を眺めながら楽しめるところ。
”景色の良い定食屋さん”で、
ここから、
今さっきまでいた浜辺も見える。
これも、
まさに”リゾート感”であり、
優雅さを実感できるひとときなのである。
小網代湾にヨットが入っていくところが見える。
その向こうに”黒崎の鼻”も見える。
そして、
あじろ亭は、三浦半島の名産「マグロ」の丼も美味い。
昨年6月26日に城ヶ島の梶ノ亭という食堂で食べたマグロ丼が美味くて、
すっかり 私のお気に入りの食事の仲間入りしていたのだが、
それ以来のマグロ丼。
あじろ亭のマグロ丼も、
実に美味かった。
漬けマグロにわさびも効かしているのが、
ポイント。
ちなみに、
このお店の隣の温泉施設内にもレストランはあるけど、
そこの場合、海が見える展望席は宿泊客優先なので、
海の展望を楽しむなら、
あじろ亭の方がイイ。
京急の快特で快適に帰宅
あじろ亭で食事しながら、
外を眺めていたら、
雨が降り出しそうな空模様になってきた。
天気予報でも、
夕方5時くらいから雨が降るそうだったので、
お早めに出発。
来た道を自転車で引き返し、
みうらレンタサイクルに返却。
三崎口駅に行くと、
ちょうど高砂行の快特が止まっていたので、
乗り込んだ。
三崎口駅 始発なので、
座って快適に帰ってこれる。
三浦半島で動き回った疲れが出て、
少し眠っていたら、
あっという間に品川駅。
午後4時くらいには現地を出発し、
渋谷に午後5時すぎには戻ってこれた。
渋谷駅を降りると、
雨も降っていない。
ちょうど良かった。
センター街を歩いて自宅へと向かうと、
人が非常に多く、
コロナ前の状況に戻っているように感じる。
こうして人が集結するからこそできることもあるが、
常にココにいると大変なのでw、
定期的にリゾートで過ごし続けよう、
と、あらためて実感。
Abema Towersの上空を飛行機が横切っていった。
私のDRONEが飛行するくらいの高度である。
最近では渋谷上空を飛ぶようになり、
しかも、低い位置を通っていくので、
ダイナミックで、
ちょっとスリリングな光景。
自宅で飛行映像を見ながら一杯
そして今、
自宅に戻ってきて、
スパークリングワインを嗜みながら、
Paul Mauriatを聴きながら、
今日撮影したDRONE映像を見ている。
実に素晴らしい光景の数々。
編集したら、
YouTubeにアップして、
みんなにも見せよう。
課題としては、
私は今日、黒崎の鼻エリアにはいたし、
映像にも黒崎の鼻は映っているのだが、
”鼻”の先端部分には到達していなかったことがわかったw
三戸浜から進んでいって、
見えた広場みたいに開けたところの先端が、
いわゆる”鼻”にあたる部分のようで、
次回、晴れた日にココまで撮ってみたい。
それから、
崖の上の「横須賀第三飛行場跡」である”滑走路跡”から飛行するシーンも
撮りたい。
そして、”鼻”部分の先まで飛行している映像を撮る。
そうすれば、
ストーリー性もバッチリで、
価値の高い映像に鳴ると思う。
それにしても、
三浦半島にDRONE探検しに行くと、
こうしてたくさん言葉が出てきて、
たくさん書けるなぁ。
P.S.松尾芭蕉の「おくのほそ道」のようなスタイルで
「STORYTELLERは、顧客を創る」という記事でも書いたが、
松尾芭蕉が「おくのほそ道」で実践したようなスタイルを、
私のドローン飛行の旅を軸とした「SHUN RocketDive」PROJECTにて
実践すると有効かも、
と思えてきた。
PROJECTは、
人を惹きつけるきっかけにもなるし、
人と関わるための口実にもできるし、
上手く活用していこう。
P.S.2 DRONE映像公開
P.S.3 次回作への展望
1.
黒崎の鼻の手前の横須賀第三飛行場の滑走路跡から飛行し、
黒崎の鼻から飛び立っていく映像を撮ろう。
STORY TELLING的にも、
”幻の滑走路”から、DRONEが想いを込めて飛び立つ、
という設定なら人の心に響きやすいと思うし、
再生回数を狙える気がする。
2.
小網代の森脇の道路から南方に見えた風車を撮ろう。
南側の海から陸へと飛行してきて、
風車を捉える。
また、その逆に、
陸地から風車を飛び越えて海へと飛行する映像も撮り、
合わせて1本の映像として公開する。
コメントを残す