ウクライナ南部クリミア半島が、
ロシア連邦に編入されることが明らかになった。
ウクライナ新政権や欧米諸国は反発しているが、
そもそも、クリミア半島住民の約60%はロシア系だし、
独立を支持する人が多かったようなので、
これはロシアが一方的に行った話ではなく、
土地柄的に見ても必然性もあることなのかも。
今回のクリミアの件は、
これで一旦まとまると思うが、
今後もこうした問題は起きる可能性がある。
旧ソ連時代に比べて、
ヨーロッパでのNATO勢力が拡大している傾向がある中、
NATO VS ロシア
の対立構図があるので。
ウクライナには他にもロシア系民族が軸の地域があるし、
1国内でも対立構図はあるのではないだろうか?
対立構図を世界的な視点で見る時、
欧米連合 VS ロシア・中国とその関連国(BRICs)
という見方がわかりやすい。
日本は欧米諸国側に入っているのであるが…
ただ、
今まではアメリカのような大国に歩調を合わせ、
守られることができていたが、
今後は、そうとも言い切れなくなると思う。
もちろん、世界的なネットワークとの連携プレーは、
とても重要なことだが、
何も考えずに大国任せの気持ちでいると、
大変な場面で守ってもらえず、
大変なことになることもありうる。
日本としてどう考えるのか、
さらには、自分自身はどう考えるのか、
そういう視点を持つようにしていたい。
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