渋谷再開発で顕になる「1953年の銀座線渋谷駅」

渋谷駅 再開発の様子。東急百貨店東横店の西館の解体に伴い、銀座線の通路が顕になってきている。2022年9月20日。撮影:SHUN ROCKETDIVE

台風一過。

明け方、すこし目を覚ました際、
爽快な程の すごい暴風雨だったが、
台風14号は関東を通り過ぎ、
温帯性低気圧に変わったようだ。

超大型再開発が進む渋谷駅周辺では、
クレーンも多く、
心配ではあったが、
どれも無事だったようだ。

あらためて、
渋谷駅の様子を眺めてみた。

渋谷駅 再開発の様子。東急百貨店東横店の西館の解体に伴い、銀座線の通路が顕になってきている。2022年9月20日。撮影:SHUN ROCKETDIVE

渋谷駅 再開発の様子。東急百貨店東横店の西館の解体に伴い、銀座線の通路が顕になってきている。2022年9月20日。撮影:SHUN ROCKETDIVE

再開発に伴い、
東急百貨店東横店の西館が、
どんどん解体され、
遂に、銀座線渋谷駅が、
その全貌を顕にしてきた。

かつて、東京メトロ銀座線は、
表参道を出て渋谷駅に入ってくる際、
百貨店ビル(東急百貨店東横店 西館)へ入り込んでいく構造になっていて、
それが近未来的で、話題にもなっていた。

しかし、
2020年のリニューアルで、
銀座線の渋谷駅は表参道側に移設された。

ただし、
そのホームの先の線路がなくなるのか、というと、
線路は残る。

なぜなら、
銀座線の車庫が、
この先のマークシティーのビルの中にあるから。

これは意外に思えるかもしれないが、
東急百貨店東横店 西館が解体されて、
わかりやすく見えるようになってきた。

渋谷駅 再開発の様子。東急百貨店東横店の西館の解体に伴い、銀座線の通路が顕になってきている。2022年9月20日。撮影:SHUN ROCKETDIVE

渋谷駅 再開発の様子。東急百貨店東横店の西館の解体に伴い、銀座線の通路が顕になってきている。2022年9月20日。撮影:SHUN ROCKETDIVE

銀座線渋谷駅の開業は、
1938年。

その後、
1954年に駅の上に東急百貨店の西館が増築されたため、
銀座線渋谷駅が百貨店ビルの中にある駅となり、
実に面白い光景が作られた。

なので、
東急百貨店の西館が解体された今 2022年の光景は、
本来の、1953年までの銀座線渋谷駅の姿だとも言える。

今後、
渋谷駅再開発が進むと、
再び、この駅の上にビルができるので、
また”ビルの中の駅”に戻ることになる。

その光景ができた時、
また写真や映像に撮ってみようと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です