台風一過。
明け方、すこし目を覚ました際、
爽快な程の すごい暴風雨だったが、
台風14号は関東を通り過ぎ、
温帯性低気圧に変わったようだ。
超大型再開発が進む渋谷駅周辺では、
クレーンも多く、
心配ではあったが、
どれも無事だったようだ。
あらためて、
渋谷駅の様子を眺めてみた。
再開発に伴い、
東急百貨店東横店の西館が、
どんどん解体され、
遂に、銀座線渋谷駅が、
その全貌を顕にしてきた。
かつて、東京メトロ銀座線は、
表参道を出て渋谷駅に入ってくる際、
百貨店ビル(東急百貨店東横店 西館)へ入り込んでいく構造になっていて、
それが近未来的で、話題にもなっていた。
しかし、
2020年のリニューアルで、
銀座線の渋谷駅は表参道側に移設された。
ただし、
そのホームの先の線路がなくなるのか、というと、
線路は残る。
なぜなら、
銀座線の車庫が、
この先のマークシティーのビルの中にあるから。
これは意外に思えるかもしれないが、
東急百貨店東横店 西館が解体されて、
わかりやすく見えるようになってきた。
銀座線渋谷駅の開業は、
1938年。
その後、
1954年に駅の上に東急百貨店の西館が増築されたため、
銀座線渋谷駅が百貨店ビルの中にある駅となり、
実に面白い光景が作られた。
なので、
東急百貨店の西館が解体された今 2022年の光景は、
本来の、1953年までの銀座線渋谷駅の姿だとも言える。
今後、
渋谷駅再開発が進むと、
再び、この駅の上にビルができるので、
また”ビルの中の駅”に戻ることになる。
その光景ができた時、
また写真や映像に撮ってみようと思う。
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