私が地元に行き来する際に愛用している「湘南新宿ライン」は、
渋谷駅では南の方に停まる。
湘南新宿ラインに乗って渋谷駅で下車すると、
最も近い出口は、
「渋谷駅・新南口」である。
ただ、
この新南口は、
線路の東側にしか出口がなく、
西側に出ようとすると、
・線路沿いに北上して国道246号線まで行ってガード下をくぐるか、
・線路沿いに南下して、遥か南の猿楽橋を渡るか(八幡通り)
になってしまい、
結果的に、ハチ公口まで北上して出るしかない、
という選択肢になる。
ハチ公口は、
人の出入りが激しく、
出口から出たところがまさにスクランブル交差点なので、
非常に混雑しているため、
せっかく南側で停まっているメリットが無くなっているのが現状。
以前から、
渋谷駅南側のホームで湘南新宿ラインの列車を待っている際、
「ここから西側に出れる通路、あるいはデッキができないかなぁ」
と思ってきた。
乗る時にちょうど駅の西側の方面を眺めるカタチなので、
一層、そのことが気になるのだw
しかし、
渋谷駅桜丘地区の再開発が進んでおり、
遂に、この希望が実現する時がやってきそうである。
線路を東西に横断するデッキのようなものが、
作られているのだ。
まもなく、この至近距離の場所に引っ越そうとしている私にとって、
これは朗報である。
渋谷駅の線路を横断する南通路である。
ここから駅に入れれば、
部屋を出てスグに湘南新宿ラインの乗り場があることになり、
大幅にショートカットできる。
さらに、
再開発B街区の建物前に広場のようなものができそうなので、
このデッキが広場までダイレクトに繋がってくれるとベスト。
桜丘地区は小高い丘のようになっており、
線路のある谷から登っていく形になり、
結構アップダウンがあるので、
ここが一直線につながってくれることは、
利便性の意味で大いに向上する。
P.S.
この歩道橋は、
「渋谷駅南跨線人道橋」(しぶやえきみなみこせんじんどうきょう)
という名前がつけられ、
2023年12月1日から使用できるようになる。
この歩道橋により、
桜丘の「渋谷サクラステージ」末端部と渋谷駅「新南口」が直結する。
分断されていた渋谷の東西が繋がるのだ。
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