『ブレードランナー』の世界のような新居

渋谷駅近くの新居に移ってきた。

渋谷駅近隣は「100年に一度」と言われる大型再開発が進んでおり、
・渋谷ヒカリエ、
・渋谷ストリーム、
・渋谷スクランブルスクエア、
・渋谷フクラス、
と、巨大ビルが次々と出現してきたが、
ココ、渋谷駅桜丘口の再開発工事も着実に進んでおり、
巨大なビルの全貌が顕になってきた。

新居は、この一帯の高層階（13階）にあり、
さらに、小高い丘のような地形の上にあるため、
このエリアを上から眺めることができる。

JR EAST HOTEL METS（Shibuya, Tokyo）September 2022.Photo:SHUN ROCKETDIVE

山手線や湘南新宿ラインなどの列車がはるか下の方を走っており、
配下の様々なビル群、
工事中の再開発の巨大なビルの骨格、
などなどを、夜に眺めていると、
昔見た映画『ブレードランナー』のような感覚を感じた。

Shibuya, Tokyo.September 2022.Photo:SHUN ROCKETDIVE

CYBER PUNKに大きな影響を与えた映画だ。

再開発中であることもあいまって、
一層、”近未来的”に感じられる。

渋谷駅桜丘口再開発は、
来年（2023年11月）に完成予定で、
完成すると、
ココは”新南口駅前”という立ち位置になり、
とても便利で快適になる。

それを見越して、
一足先に移れて本当に良かった。

ドラッカー風に言うなら、
”すでに起こった未来”を先取りして見出し、
先手を打って行動している。

P.S.1

高層階にいるため、
列車の音はエアコンの音がすこし大きくなった程度の聞こえ方なので、
苦になるほどではない。

そして、列車の運転が終わる深夜は驚くほど静かだ。
ここが渋谷駅前なのかと疑うくらいに。
森林の中にいるような静けさを堪能できる。

P.S.2

部屋に配置した私のリクライニングチェアに座り、
東の方を眺めると、
かつて私が働いていたミッドタウンが見える。

10年以上前、
ミッドタウンの高層階から渋谷を眺めて感じていた”近未来の渋谷”、
今、私はまさにそこに住んでいる。

そして、
10年以上前、
恵比寿ガーデンプレイスから眺めていた渋谷の光景に、
今の私の新居が映っている。

それくらい目立つ建物である。

いつも思うのだが、
理想の未来とは、
今どこにもない新しいものとの遭遇というよりも、
今までもずっとあったものの価値を見出すことにより、
見いだされることが多いような気がする。