牡蠣の加熱不足によるノロウイルス発生!何度でどれくらいの時間を加熱すれば良かったのか?

ティファールの電気ケトルで90度に加熱しているところ。2024年1月13日。東京都渋谷桜丘にて。撮影:SHUN

1月6日〜8日に東京・上野恩賜公園で開催されたイベント「牡蠣(かき)フェス2024」での食中毒発生の報道がありました。一部の来場者が下痢や嘔吐などの症状を訴えているとのことで、X(Twitter)では「ノロウイルスだった」との投稿も相次いでいます。

牡蠣フェス主催者側は公式サイトにて「『牡蠣のバター醤油』ブースにおいて加熱不足による食中毒が発生したと思われる」とのコメントを出しています。

加熱不足…
では、何度でどれくらいの時間を加熱すれば良かったのでしょう?

ノロウイルス防止には、85〜90℃で90秒以上加熱すると良いと言われています。

ティファールの電気ケトルで90度に加熱しているところ。2024年1月13日。東京都渋谷桜丘にて。撮影:SHUN

ティファールの電気ケトルで90度に加熱しているところ。2024年1月13日。東京都渋谷桜丘にて。撮影:SHUN

冬に美味しい牡蠣。
ですが、この時期は、ノロウイルスが発生する時期でもあります。
生牡蠣、ホタテ、アサリなどの二枚貝を食す時には、十分な加熱を心がけましょう。

◎執筆者:食生活アドバイザー・SHUN

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