NTTを握り始める

最近、
NTT株が暴落している。

1月23日には、192.9円をつけたが(年初来高値)、
今週金曜の終値では、151.8円まで暴落。
下落率は、20%超える。

NTT株価チャート。暴落

大きな要因としては、
4月17日にNTT法改正が報じられたことだろう。
国が持っているNTT株を大量に売却する見込みとなったので、
株価の暴落は容易に予想できる。

狼狽売りしている投資家も多いことだろう。

このような総悲観ムードの中、
私はNTT株を買い始めた。

NTTは日本を代表するインフラであり、
価値は高いにも関わらず、
価格が下がってきており、
「価値 > 価格」になってきたと感じたのだ。

そもそも、
日本の通信インフラは、
NTTがKDDI・ソフトバンク・楽天モバイル等に回線を貸しているのであり、
その貸借料金は安く設定されているのだが、
NTT法改正がされれば、
NTTが自在に料金設定をコントロールできるようになる。
つまり、日本の通信インフラを牛耳ることができるようになるのだ。

配当も、少し前までは2%台だったが、
ここ最近の暴落で、3.2%くらいまで高くなってきており、
このくらいあれば、許容範囲内に入ってきた。
おそらく、今回の暴落撃の”底値”は、150円くらいだろう。
ほぼ、その”底値”に近づいてきている。

「NTT株を国が放出すると外資に牛耳られる」
と懸念している人が多いが、
一方で、私が買い進めるチャンスでもあるのだ。

ピンチはチャンス。
火中の栗を拾う。

私はNTT株を着実に買い増していきたい。

P.S.
ここで封印していた新NISA枠も活用し始めてみた。

なお、
NTT法改正の内容を下記にてまとめてみた。

NTT法改正・主なポイント

・株式の 1/3以上を政府が保有する規制を緩和

・外国人役員に関する規制の緩和
代表権のない取締役/執行役または監査役であれば、全体の3分の1未満の範囲で外国人の就任を認めるように規制を緩和する。

・固定電話等の全国一律サービス提供義務を一部緩和

・研究成果の開示義務の廃止

・会社名(日本電信電話)を変更可能に

※なお、付則で、NTT法の廃止も含めて検討するとされている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です