アテンション経済の到来

先日、
私の∞最前線通信が「影響力の強いブログトップ100」に選ばれた。

ライブドアやサイバーエージェントがブログサービスを始めた際、
協力も要請されたこともあり、早めに発信を始めたからかと思うが、
「IT革命がもたらす社会変化」について解説しているところが、
読者のニーズに合っているようで。

人というのは、
自分の身の危険があるかもしれないような変化の兆候に敏感な生き物であり、
その”方程式”に∞最前線通信の発信内容が、
ハマっているからであろう。

・・・

ネットが普及し、
ブログ等が普及しており、
私達は得られる情報がどんどん増えている。

私が子供だった頃の時代、
TV、新聞、雑誌などのマスメディアがほとんどだった頃と比べると、
飛躍的に情報量が増えている。

一市民としてはありがたいことだし、
有効活用していきたい。

一方、
”発信者”の視点で考えると、
これからの時代は、
アテンションをいかに得るか
が重要になってきて、
しかも、熾烈な争いが生まれ、
皆が競い合う時代になると思う。

今までの時代に、
雑誌が過激なタイトルで読者を惹き付けようとしていたようなことを、
全市民が行うようになってくるだろう。

アテンション経済”の到来である。

今後、
ブロードバンドの普及も進むから、
今、テキストを軸に発信されているようなことが、
近い将来、動画を軸になされるようになり、
アルヴィン・トフラーが”個人TV”と呼んだようなものが、
無数に登場するようになるだろう。

そうなってくると、
ますます表現の幅が広がり、
過激化する可能性も高い。

良い方向に競い合うなら、
社会は発展するが、
”アテンション”だけを狙った行動が目立ってくると、
社会迷惑になるような活動も出てきかねない。

ただ、
”アテンション”だけを狙った素人の活動は、
”過渡期”的な、一時的なものとなり、
その後、”質”を軸とした的確なコンテンツへと
まとまっていくように思う。
顧客(視聴者、スポンサーともに)が求めているものが残っていくから。

いずれにしても、
資本主義の時代であり、
自由競争の中で、
良いものも悪いものも織り交ぜながら、
進んでいく。

まさに、
”epic2014”の世界が、
いよいよ現実化してくるのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です