INTERNETの発展、
そして、SNSの発展により、
タレントにとっての芸能事務所の意味合いも、
変わっていく可能性が高いと思う。
日本では、
芸能事務所は、「マネジメント」と「エージェント」の両方の意味合いを兼ねていて、
総合的なものとなっていることが多かった。
一方、
SNSの発展により、
一般人の方でも個人でダイレクトに発信して、
仕事をダイレクトに獲得する人も増えている。
実は、アメリカでは、
マネジメントとエージェントが分離していて、
タレントはマネージャーは直接雇い、
別途、仕事に関してはエージェントと契約する。
タレント・エージェンシー法で、
マネジメントとエージェントの分離が決まっているそうだ。
日本とアメリカの芸能事務所の役割の違い、
である。
SNSの発展に伴い、
日本もアメリカ型に変化していくと思う。
個人が軸になる時代。
さらに、
企業すら個人に取って代わっていくようになるかも。
影響力のある個人が企業とアライアンスを組み、
オリジナル商品を作って、
自らの発信力を活かして、
ダイレクトにファンに売っていくビジネス。
私は企業のあり方自体も変化していくと考えていて、
5年位前にNEXT COMPANYという記事でも書いたとおり、
”経営者だけの企業”が活躍していくようになる、
と予想している。
・・・
一方、
今までもあったような、エイベックスのような立ち位置の存在は、
今後も価値を持ち続ける気がする。
象徴的なカルチャーを率先して作っていくような存在。
ただ、
今後は、芸能事務所という立ち位置ではなく、
MEDIAのような立ち位置が、
この立ち位置に近いかも。
MEDIAであり、
エージェント的な立ち位置かな。
コメントを残す