ホンダ株価、引け直前に大暴落！損害保険大手4社がホンダ株を売却するとの報道

ホンダ（本田技研工業株式会社）の株価が本日7月2日、株式市場の取引終了直前に暴落した。午後2時45分頃、1,801円程あった株価が、突然急降下し、1714.5円（前日比2.6％安）まで下落。やや戻したものの1,735円で引けた。チャートで見ると、見事なまでの垂直降下である。

ホンダ株価急降下の要因は、本日の引け直前に流れた「損害保険大手４社がホンダ株を売却」との報道を受けたもの。4社とは、東京海上日動火災、損害保険ジャパン、三井住友海上火災、あいおいニッセイ同和。売却規模は、総額5000億円程度になる見通しだそうだ。損害保険大手４社は、政策株をゼロにする方針を以前から表しており、その一環の動きであろう。

報道が、引け直前15分前ということもあり、株主の皆様、投資家の方々にとって、身動きできない人が多かったのではないだろうか？一方、このタイミングで取引量が急速に増えていることを考えると、瞬時に反応した投資家も多かったようだ。

注目されるのは、明日のホンダ株の動向だ。
この急降下は、買い場なのか、それとも今からでも逃げたほうが良いのか？
明日の動向を見極めていきたい。