フリーアナウンサー川口ゆりさんが、男性に対する差別的な投稿をX(旧Twitter)で行ったことが予想以上に大炎上。投稿内容は「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」というもの。結果的に、所属事務所(VOICE)を契約解除となり、講師として提携していた「青山プロダクション」からも契約解除された。
率直な感想として、特に夏場の汗をかく季節、他人の臭い匂いに苦労することもあるが、世界に公開されているXで言うようなことでもなかったのかな、と。しかも、アナウンサーという影響力のある立場で、男性というふうに性別を特定して発言してしまったことが炎上の元となったと感じる。
川口アナも大変な思いをなさったなと思う一方、私が感心したのは、所属事務所 VOICEのお詫び文。昨日 8月11日に「川口ゆりとの契約解消のご報告」と題された、事務所のニュースにて下記掲載がなされた。
尚、当社では、言葉は誰かを傷つけるためにあるものではなく、勇気づけたり愛を語るためにあるものと考えており、言葉を扱う仕事に携わる者としてはあってはならず、大変心苦しく考えております。
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声を通じた言葉でお仕事されている事務所ならではのコメント。
確かにその通りだな、と、あらためて実感。
VOICEの代表は、国井美佐さん。ご自身もアナウンサーでキャリアのある方である。
今後の対策としては、事務所として所属タレントに「SNSガイドライン」のようなものを設けて、事前に周知すると良いな、とも感じた。大手芸能事務所では以前から施策しているところも多いものの、SNSの特性上、完全に管理するのも大変なことではあると思うが。
私の身の回りにもアナウンサーや、これからアナウンサーを目指す方も多いが、今のうちからこの言葉をよく把握しておくべきだなぁ、と思った次第。
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