シルバーウィークの連休中、能登半島で大雨災害があった。
今年元旦の大地震からの復旧も途上の中、またしても能登での災害である。
TVやSNSなどからは氾濫した河川、流される家屋、床下浸水する避難先施設などが映し出される。
現地の方々のことを思うと、やるせない思いも込み上げてくる。
と同時に、
3.11の東日本大震災の時に感じたことも思い起こされた。
それは、土地に根付いた資産を軸に生きることにはリスクがある、ということ。
日本は地震大国である上、最近では異常気象も顕著。
さらには、戦時リスクも高まっている。
こういう状況下では、「所有」していた資産が逆に「負の遺産」へと変わるリスクも高まってしまうのである。
かといって、単なる根無し草のように何の軸もなく生きていては力の行使ができず、自らの発展もない。
ではどうするか?
私は「無形資産」を軸として生きるべきだと思うのだ。
それは、たとえば、株。
成長し続け、高配当を払い続けてくれる企業の株を保有していれば、
土地が災害に見舞われた時でも、別の場所へ移動して新たな営みができるのである。
もちろん、株も絶対安全なものではないが、無形資産を軸とすることのメリットが享受できる事例として、わかりやすいかと。
また、人からの信頼、人気なども無形資産。たとえば、メジャーなYouTuberであれば、場所を変えても視聴者は視聴してくれるだろう。
THE ROLLING STONESのKEITH RICHARDSが、MUSICの才能を持って、世界中を自由に動き回っているような感覚もそう。
彼らのバンド名のように「ROLLING STONE GATHERS NO MOSS(転石苔つかず)」のスピリットで生きよう。
アクティブに力を行使できるし、
何より身軽で楽しい。
南海トラフ地震や首都直下型地震などが迫っている今だからこそ、
この考え方を、もう一度再確認した次第である。
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