NTT株、信用買い残が急増中！当面は株価が上がりにくい可能性…

昨日、久々に前日比プラスで終えたNTT株、
本日も、若干ではあるが、上げた。

終値 145.6円（前日比 +0.1円）

たった10銭ではあるが、
株主としては、ちょっとホッとした感もある。

が、まだまだ”底”とは言い難いものがある。

昨日、6月14日時点での信用取引残高が発表され、
NTTの信用買い残は、304,288,500と、
なんと、3億超え！

1週前の6月7日時点から1709万株も増えている。

時系列で見てみても、

–
私の誕生日でもある5月10日は、
NTTの決算発表の日であった。

この日から暴落劇が始まったのだが、
信用買い残高は、右肩上がりに増えている。

ピンチはチャンス！
と、買い場を感じて、逆張りスピリットで買い集まった人が多いのだろう。

もちろん、私はNTTは高い価値のある会社だと思っているし、
将来的には高騰していくと思っているが、
当面は、株価上昇は難しそうだ。

というのも、
信用取引では、通常6カ月以内に決済が必要なため、
信用買い残が多い程、6カ月以内の売り需要が生じて、
株価は上がりにくくなる傾向があるのだ。

逆に、信用売り残が多い程、6カ月以内の買い需要が生じるので、
株価が上昇しやすくなる。

NTTの信用売り残を見てみると、、

–
と、
信用買いに比べて、圧倒的に少ないのである。

NTT法改正で政府が保有株を放出する、という懸念もあり、
当面は、低空飛行が続くことが予想される。

なので、
私は、NTT株を焦って買い始める時期ではないかな、
と思って、静観しているところ。

明日 6月20日は、いよいよ
NTT 定時株主総会が開催される。

何かプラスの発表を用意して臨んでほしいものだが、
果たして…