配送会社とユーザーのギャップ

ネットで買えるものが増えたが、
商品の配送はリアルな物流に頼らざるを得ない。

ネットの発達により、
むしろ、配送会社は忙しくなっていると思う。

私の家にも配送会社から届くものが多いが、
気になるのが「配送時間帯」である。

配送会社の従業員も、
サラリーマンと全く同じく、
「朝9時〜夕方5時まで働きます的な業務時間」になっているので、
お届け先の人の多くが不在の時間に働いているのである。

専業主婦が家にいる家庭であれば、
それで良いのだろうけど、
都心部では、むしろ少ないのではないだろうか。

配送会社の従業員が、
配送先の人が出先で労働している時間に配送している・・・
というギャップ。

郵便局、佐川急便、ヤマト運輸などなど、
配送会社はたくさんあれど、
どの会社もサラリーマン感覚で働いている。

配送会社には、不在配送が多くコストがかかっている悩みがあると聞くが、
このような労働時間で配送している限り、
この悩みが消えることはないだろう・・・

配送会社がユーザーの需要を起点に考えるなら、
配送先の人が家にいる時間帯に配送する、
と考えるのだろうけど。

ベンチャーの配送会社が、
配送先の人が家にいる時間帯に配送するサービスを始めれば、
すごい需要があり、
伸びる気がする。

高度経済成長時代のように、
日本人1億総サラリーマン的な発想から
脱却して考える必要があると思う。

 

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